樟風祭文化講演会、高木裕太氏(東京パラリンピック代表、本校OB)「第二の人生」を語る!
昨日10月22日(金)午後、樟風祭の一環として、文化講演会が体育館を会場に開催されました。講師は、本校OBで東京パラリンピック大会にカヌー日本代表として出場した高木裕太氏です。高木氏は、大阪から本校に野球留学し、高校時代は4番捕手で活躍しました。卒業後大阪の大学に進学しましたが、大学1年の夏に交通事故で下半身の感覚を失いました。ただ持ち前のポジティブ思考で障害者スポーツに挑戦し、努力の末、今回パラリンピックへの出場を果たしました。講演では、事故後の大変な状況、パラスポーツとの出会い、そして最終的にカヌー競技でオリンピック出場を果たすまでの歩みを、経験した人だけが持つリアルさで、生徒たちに語りかけてくれました。講演のまとめとして「行動し続けていれば、目標や夢は見つけられる。目の前のことを頑張ることが大切。」「一日一日を大事に生きて、感謝と思いやりを忘れない。」「とにかく命を大切に楽しく生きて欲しい。」などのメッセージを語ってくれました。そして講演会後生徒全員と記念写真を撮りました。講演は、高木氏の飾らない人柄と素晴らしい話で、生徒たちにとって思い出に残る素晴らしいものとなりました。高木様、本当に昨日はありがとうございました。
講演会後の記念撮影
熱く講演してくださる高木氏
講演会の様子
10月23日静岡新聞に掲載された記事