「生命のメッセージ展」…多くの生徒たちの心が揺さぶられました!

 今週月曜日(5月9日)から金曜日(5月13日)まで「生命のメッセージ展」が、本校総合実習室で開催されています。「生命のメッセージ展」は、犯罪、事故、いじめ、医療過誤等で理不尽に命を奪われた方々が主役のアート展です。犠牲者一人一人の等身大の人型パネルはメッセンジャーと呼ばれ、その胸元には本人や家族の写真を貼り、足下には「生きた証」である靴を置いて、命の大切さを訴えています。メッセージ展を見学した生徒の一人は、「自分たちと同じ年代で、突然命を失ってしまった人たちのことを考えると、何も言葉が出なくなる。命の大切さをあらためて感じました。」と言葉少なに話してくれました。また1年生のあるクラスは、クラス全員で見学しましたが、「今まで生きてきた中で、一番心にぐっときた体験だった。命を大事にしろと言われてきたけど、命より大切なものが、この世にないと実感できた。」(女子)「事故によって未来を断たれた人たち、生きたくても生きられなかった、大きな夢を抱いていた人のことを考えると、自分たちは生きなくてはいけない立場にあると思った。」(男子)などの感想を寄せてくれました。今回の企画で、多くの生徒たちが、いのちの大切さを実感してくれたことがよくわかりました。

クラス全体で「生命のメッセージ展」を見学する生徒たち

「生命のメッセージ展」を見学する生徒たち

「生命のメッセージ展」趣旨パネル