樟風祭3年生俳句コンクール、永山君の句が見事最優秀賞!

 今年の樟風祭(10月24日実施)において3年部企画として「3年間の思い出を俳句で綴ろう」コンクールが開催されました。生徒たちの若者らしい生き生きした俳句が多数出品され校内展示され、その後審査の結果、永山慈恩君(37HR)の「自粛明け 心潤す 友の顔」が最優秀作品に選ばれました。永山君はこの作品について「コロナ禍による学校休業の間、友達とは電話やメールだけで、顔をあわせることができないもどかしさや不安を感じていました。ようやく学校が始まり、やっと友達と会えたときのうれしさをこの句に込めました。他の友達も同じ気持ちだったようです。」と句を作った時の思いを述べてくれました。その他の優秀作品も紹介します。

・31HR 鈴木健斗  宝物 全ての時が 過ぎ去れば
・32HR 前島良樹  冬日差し 吐く息照らす 家路にて
・33HR 幕田大樹  恣意的な 昔の我は 夏暮れの夜
・34HR 花枝龍星  仲間との 別れを惜しむ 時近し
・35HR 中村楓梨  いさぎよい 風とたわむれ 登校す
・36HR 鈴木佑斗  花びらが 着地したのは お弁当
・37HR 松浦広樹  当たり前 自粛で気付く ありがたさ
・38HR 三浦健伸  友達が ソーリーセンキュー 染まったなあ

 

最優秀の賞状を持ち、俳句に込めた思いを語る永山君